Blog|Art U Staff Blog “asobe”

植田正治写真美術館

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それはもう植田正治&高松伸、そして伯耆国大山のコラボレーションでありました。今回の旅はこの素晴らしいコラボレーションを体感するための旅であった、と確信させられるのでした。なぜならこの感動はこの地に身を運ばねば決してあじわえないものであるからですだ。感動はこのコラボを産んだ風土に対する好奇心をもくもくと湧かせてくるのです。帰宅するや司馬遼太郎の「因幡・伯耆の道」を繰りながら、神代の国から北前船で賑わった境港へ想いを疾らせるのでした。その真ん中にはどーんと大山が聳えているのです。

堀尾貞治  Horio Sadaharu 「あたりまえのこと 」A Matter of Course

「あたりまえのこと 」は堀尾さんの一貫した制作指針であり生きさまです。 1966 年に会員になり 1972 年の解散まで gutai のメンバーとして活躍しました。 その活動は gutai解散後も変わりなく今日まで「あたりまえのこと 」は続くのです。私は唯々その行為に驚愕 し尊念を覚えるのです。

 

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左 1967 年(アート・遊コレクション)、右 1968 年グタイピナコテカ個展(宮城県美術館蔵)

 ロバート・マザウエル Robert Motherwell

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確か銀座の並木通りを入った所のギャラリーで一目惚れして買った。もう30年の月日が経つか!しかし、その感動は今も変わらない。否一層深まる思いがする。美術品の価値を改めて知らされるのでした。

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